とりさん です。
9月3日、動画共有サービス
「YouTube」が有料化される
といううわさが
ネットユーザーの間で広まっています。
Googleの広報室に問い合わせたところ、
事実ではないと有料化を否定しました。
「マスコミ報道、YouTubeが有料化へ、
2015年末までをめざす」。
米メディアのThe Vergeが
「YouTubeは2015年末までに有料化に切り替わる構え」
と
3日2時ごろにロシアのニュースサイト「スプートニク」が
日本語で公開した記事が騒動の発端です。
この記事がTwitterやまとめサイトを通して大きく拡散。
「ようつべ有料化ってまじすか?」
「ホントに有料化にするなら、お金払ってまでは見ないだろうし
ユーチューバーも激減しちゃうよ」と、
YouTubeが今までのように無料では見れなくなると
受け取る人が続出しました。
お昼にはTwitterのトレンドワードやYahoo!の検索ワードランキングに
「有料化」の文字が現れるなど波紋が広がりました。
しかし実際にはThe Vergeは「YouTubeが有料化する」と報道していません。
スプートニクがソースにしたとみられる8月28日の記事は、
YouTubeが2つの有料サービスの導入を検討していると伝えたものです。
音楽の定額制サービスと、動画の広告が非表示になるサービスで、
これらは米国でも公式に発表されている情報です。
YouTubeそのものが有料化するとは本文には書いてありません。
情報元
「YouTubeが有料化する」うわさ広がる Googleが事実でないと否定 誤報がきっかけ
ネット上に流れる情報は、本当の事もあれば
本当じゃない情報もあります。
実験用のラットのように、「反応」するのではなく
「知性」というフィルターを通して物事を判断したいですね。